公開日:2019/08/05
最終更新日:2021/11/22
ある日、お子さんから「コンタクト欲しい。」と言われたら…。
メガネの場合は目に直接入れずに使うことができるので、コストもかからず衛生的です。
その一方で、部活動などでスポーツをするときなど、一定のシーンではコンタクトレンズの方が安全に使用できることもまた事実。
実際、若年層のコンタクトレンズの使用者は、年々増加傾向にあります。
コンタクトって何歳から使わせていいの?
親御さんなら「コンタクトレンズって何歳から使わせていいの?」と悩みますよね。
もちろん、コンタクトレンズにはお酒のように、明確な年齢制限はありません。
ただし、目に固形物を入れることの危険性や、継続的なケアのことなども考えると、小学生にはあまりおすすめできません。「清潔かつ安全にコンタクトレンズを扱えるかどうか」を判断基準にしましょう。
装用方法やレンズの管理が自分でできるようになる、中学生ごろから使い始めるのがおすすめです。ただし中高生は親から隠れて、安価なカラコンなどを購入してしまうこともあります。
こちらのコラムを参考に、レクチャーしてあげてくださいね。
小中学生がコンタクトデビューするときは
長時間のコンタクトレンズの装用は目を傷付けたり、視力をさらに悪化させる恐れがあります。特に小中学生は成長期ということもあり、度数の変化は大きいです。そのため、メガネも合わせて持つようにすることがおすすめです。
また、保護者の方はコンタクトレンズの使用をよく理解し、日頃からお子さんが正しくコンタクトレンズを使っているかどうかをチェックしておく必要があります。
例えば、目のゴロゴロ感や痒み、痛みなどを感じた場合は、保護者付き添いで早めに眼科へ通院しましょう。目の異常を感じていなくても、3ヵ月毎に眼科に通院して定期検査を受けて、目の状態をしっかりと把握してあげてください。
コンタクトデビューにおすすめのコンタクトは?
万が一、目に異常が見られた場合、「コンタクトレンズが使えない」と診断を下される状況も考えられます。
そんなときは、かかりつけの眼科医とよく相談しましょう。おすすめは、普段はメガネをかけ、スポーツをするときだけ清潔なワンデータイプのコンタクトレンズを使うことです。おすすめのコンタクトはjhonson&jhonsonのワンデーアキュビューモイスト。形状記憶で着け外ししやすく、淡いブルーなのでレンズも見つけやすいです。裏表マークも付いていて、初心者にぴったりですよ。ご検討されてみてはいかがでしょうか?
コンタクトって何時間まで付けさせてていいの?
A.装用可能な時間には個人差があり、使用環境や体調などによって異なります
処方された眼科医にご相談の上で着用するようにしてください。
初日は2時間、2日目は4時間など、少しずつ装用時間を延ばしていくことが大切です。また、子供だけではコンタクトの管理が難しい場合もあります。
コンタクトデビューしてから1週間ほどは、保護者が一日の最後にしっかりレンズケアできているか確認してあげましょう。コンタクトを付けたまま寝てしまうと眼病のリスクにも繋がります。お子様がコンタクトデビューされる場合は、保護者の方も一緒に瞳の安全を守ってあげましょう。
予備のコンタクトは持たせた方が良い?
A.コンタクトの予備は1セットは持たせてあげるのがオススメです。
遊んでいる間にコンタクトを落としてしまう可能性もありますし、災害時なども安心です。
もしコンタクトを落としてしまったら、1dayの場合は新しいコンタクトを着用、2weekや1monthの場合はしっかりと洗浄した上で着用し、違和感を感じたらすぐに眼科で処方を受けるようにしましょう。
また、必ず手を洗ってから装着しなおす事もお子様に説明してあげてください。コンタクトの予備は使用期限をしっかりと確認することも大切です。
子供にコンタクトをさせると視力の悪化は止められるの?
A.コンタクトに視力を改善する機能はありません。
コンタクトレンズで視力が低下するという噂もありますが、因果関係は今のところ証明されていません。
ですが、度数の合わないコンタクトレンズを使用したり、正しくないBCのレンズを使用していると、視力が低下する可能性は十分ありますの。保護者が責任をもってコンタクトレンズの管理と定期検診の受診を行いましょう。
■関連コラム:強度の近視や左右差のある視力の矯正が可能
眼鏡とコンタクトどちらの方が子供の目の健康を守れるの?
A.一概にどちらというものはありません。
子供の生活習慣などによりコンタクトレンズとメガネのどちらが最適かは変わってきます。
最初は、保護者が子供の生活に合った方を判断してあげましょう。眼鏡とコンタクトを日によって使い分けるのもオススメです。コンタクトレンズにするか、眼鏡のままか悩みが解決しない場合は速やかに眼科に相談しましょう。
■関連コラム:メガネのデメリット
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