公開日:2021/09/13
最終更新日:2022/03/18
バイフォーカル
遠近両用コンタクトレンズの1つで二重焦点を意味します。レンズが近くのものを見るためのゾーンと、遠くのものを見るためのゾーンに分かれていて、遠近どちらもをはっきりと見ることができます。レンズは同時視型と交代視型と種類があるため、自分に合った方のレンズを使用しましょう。
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白内障
加齢とともに水晶体が白く濁っていく病気を指します。水晶体は目に光を集めてピントを合わせる機能を持っています。しかし白内障になってしまってうと、通常は透明な水晶体が白く濁ってしまう影響で、光を集められなくなってしまいます。白内障になると視界がかすんだり、光をまぶしく感じたりします。
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麦粒腫(ものもらい)
急性化膿性炎症です。皮脂腺や汗腺から細菌が侵入し瞼が赤く腫れたり、痛みや目ヤニ、涙が出るなどの症状があります。抗生剤や消炎薬を使用すると痛みや腫れは数日で治ります。ものもらいになったらすぐに眼科を受診し早期治療しましょう。
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ハードコンタクトレンズ
ハードコンタクトレンズは水分を含まないプラスチックでできたレンズのことです。ソフトコンタクトレンズは開封後1日から1ヶ月程度で交換しますが、ハードコンタクトレンズは2~3年使用できます。ソフトコンタクトレンズと比較すると、慣れるのに時間がかかり、着け心地に違和感を感じる方もいます。
一方で酸素透過率はソフトコンタクトレンズよりも高く、しっかりと酸素を瞳に届けてくれるレンズです。ハードコンタクトレンズはケアの仕方や外し方などがソフトコンタクトレンズと異なるため、使用前にしっかりと確認しましょう。
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ハーフ系カラコン
外国の人のような明るいカラーのカラコンです。コスプレ用のカラコンと違い色も明るすぎずナチュラルな外国人っぽいカラーのカラコンが多いです。
着色直径は全体的に小さめが多く、あまり大きすぎないものを使用すると自然にハーフっぽい瞳を楽しむことができます。またデザインも自然にハーフっぽい瞳になりたいのであれば、フチの無いカラコンがおすすめです。
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PWR(パワー)
powerの略で度数の強さを表しています。表現の仕方は各メーカで異なる場合があり、「P」や「D」と省略されることもあります。PWRは±0.0(度なし)を基準とし、プラスになれば遠視、マイナスになれば近視となっていきます。数字は±0.0から大きくなればなるほど矯正する力が強くなるため、視力の弱い方ほどPWRの数字は大きくなります。
ご自分に合った度数のレンズを使用しないと、視力が落ちる原因にもなります。3カ月に1回程度は眼科で定期検診を受けることをオススメします。
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非イオン性
イオン性レンズと比較してプラスイオンを持った汚れ(タンパク質)を引き寄せない特徴があるレンズのことです。コンタクトレンズの素材でグループIとグループIIが非イオン性のコンタクトレンズに当てはまります。イオン性レンズと比較すると酸素の通しやすさは劣るため、自分の瞳に合ったレンズを使用するのが大切です。
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飛蚊症(ひぶんしょう)
青空を見た時に糸くずのような、理科の実験で見たミドリムシのようなものが見える場合があります。視線を動かしても、目を擦ったりしても見える場合は飛蚊症かもしれません。基本的に飛蚊症は加齢による生理的なもので、病気ではありません。しかし飛蚊症は網膜裂孔や網膜剥離、硝子体出血などの初期症状であったりする場合もあるため、飛蚊症の症状を感じたら眼科を受診することがおすすめです。
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ビューティーレンズ
カラコンやサークルレンズなどの瞳をおしゃれに演出するためのコンタクトレンズです。ビューティーレンズは今では簡単に手に入れることができ、手軽におしゃれを楽しむことができることから若年層の女性を中心に使用が広まっています。
しかし、誤った使用の仕方による瞳のトラブルも同年代を中心に増加傾向にあるため、ビューティーレンズの使用には注意しなければいけません。
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不快感
コンタクトレンズで起こる違和感などを総称して言います。
コンタクトがゴロゴロする、ずれる、異物感がある…など様々ですが、コンタクトを使用して違和感や不快感を感じたらすぐに外して洗浄や交換をすることがおすすめです。
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フィッティング
コンタクトレンズを購入する前に行う検査のことです。眼科などで初めてコンタクトレンズを作ったとき、視力検査の後にコンタクトレンズを実際に装着したりします。ただのコンタクトレンズ装着の練習ではなく、検査の一環として実施されています。検査で装着ができたら医師や看護師に着け心地や違和感の有無などを確認されます。しっかりと使用感を確認し、違和感を感じたら忘れずに伝えましょう。
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BC
ベースカーブの略です。BCはコンタクトレンズの割合を表したもので数字が大きいほどカーブが緩くなっていきます。また逆に数字が小さくなるとカーブがきつくなっていきます。日本人の平均BCは8.6mm~8.7mmとなっているため、販売されているコンタクトレンズも8.6mm~8.7mmが多くなっています。BCは人それぞれ大きさが異なるためBCの数字が大きい人や小さい人様々です。お探しのコンタクトでBCのサイズがぴったり合うものがない事もあるかと思われますが、誤差±0.2mmまでなら違和感も少なく使用できるためどうしても見つからない場合は±0.2mmでレンズがあるか探してみましょう。
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HOYA
1941に光学レンズメーカとして日本でスタートしたHOYAは「ライフケア」と「情報・通信」の日本の柱をもとに現在でも、メガネやコンタクトレンズ、医療用機器の開発などを行う企業です。アイシティの運営も行っており、日本のコンタクトレンズ業界を引っ張っています。販売していたプレノシリーズは2019年12月に製造終了しています。
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ボロシュム
アメリカ発のコンタクトやコンタクトケア用品メーカー。コンタクトレンズ以外にもサプリメントの販売や眼科用薬品・手術機器の開発なども行い、ヘルスメーカーとして現在でも100各国で使用されている。製品には、アクアロックス、バイオトゥルー、メダリストシリーズなどがあります。
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