マ行の用語


公開日:2021/09/13
最終更新日:2022/03/24

まつ毛ダニ

デモクッスと呼ばれるダニです。脂性肌の人の肌にも多く見られるので顔ダニとも呼ばれます。
デモックスは酸化した油を好むため、メイクをしたまま寝てしまったりすることが多いと繁殖します。
「なんだか最近目元がかゆいな」「まつ毛が良く抜けるようになった気がする」などの悩みがある方はまつ毛ダニが原因かもしれません。
まつ毛ダニは簡単に取り除くことができないため、症状が出たら眼科に行くことがおすすめです。ダニの繁殖が進むと最悪の場合手術になることもあるため、早期解決がおすすめです。

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マルチ・パーパス・ソリューション

ソフトコンタクトレンズの洗浄、すすぎ、消毒、保存を一本で行えるコンタクトレンズのケア商品でMPSとも略されます。
すべてが一本で済むため、旅行や出先でも煮沸機を持ち歩いたり複数の洗浄液を持ち運ぶ必要がありません。
洗浄方法も簡単で、手のひらにコンタクトレンズを乗せMPSを数滴たらしコンタクトレンズの表裏をこすり洗いし、同製品ですすぐだけで洗浄は完了します。
洗浄後はコンタクトケースにMPS液で満たしコンタクトレンズをしまえば完了です。
長所としてケアの楽さがありますが、他の洗浄方法と比較すると殺菌効果などは低いためしっかりとケアをしないとケア不足から眼病のリスクが高ります。

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マルチフォーカル

遠近両用コンタクトレンズの事です。一枚のレンズの中に遠くを見るための度数と、近くを見るための度数が入っています。老眼鏡は遠くを見るときは眼鏡を外す必要がありますが、マルチフォーカルのレンズはその必要がありません。普通のコンタクトレンズと同じように使用することができます。

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未熟児網膜症(みじゅくじもうまくしょう)

 人間の眼球はお母さんの胎内にいるときに成長し、36週頃に完成します。しかし何かしらの異常や場合に36週以前に早く生まれてしまったうと血管の伸びも途中で止まってしまいます。そうなると、血管が枝分れしたり目の中心に向かって血管が立ち上がってきてしまったりと異常発達をすることがあります。この異常発達を未熟児網膜症と言います。
 生まれた時に在胎週数が34週以下、及び1800g以下の体重で生まれてきた子供は未熟児網膜症の可能性が高いため眼底検査を受ける必要があります。

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メニコン

 株式会社メニコンは日本の愛知県に本社を置く国内最大手のコンタクトレンズメーカーです。コンタクトレンズの他にもサプリメントの開発や動物医療事業、環境・バイオ事業など幅広く活躍しています。  
コンタクトレンズのサブスクリプション「メルスプラン」など画期的なコンタクトレンズ販売をしているのも特徴です。取り扱い商品はMagic、メニコンシリーズなど誰でも知っているコンタクトレンズを取り扱っています。

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網膜芽細胞腫(もうまくがさいぼうしゅ)

悪性の網膜にできる腫瘍です。両親のどちらかが両眼性の網膜芽細胞腫のり患したことがある場合、子供にも遺伝する可能性があるため早めに眼底検査を受けさせる必要があります。眼底にできる腫瘍の為日常で目に見える変化はありませんが、生まれつき大きな腫瘍がある場合は瞳孔が白く見える白色瞳孔や、写真撮影の際に目が赤く光る赤目が見られます。放置し続けると目の周りが赤く腫れ、腫瘍が眼球外に侵出すると命の危険に繋がります。
先進国では約9割の網膜芽細胞腫は発見され治療が行われるため、気が付くのが難しい腫瘍ではありません。

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網膜色素変性

 指定難病に分類される眼病の一種です。遺伝子変異が原因で起こる病気で、初期症状に夜盲症や視野狭窄などが起きる。徐々に進行していき、最終的には社会的失明(メガネやコンタクトで強制した時の視力が0.1以下)になってしまう事もあります。治療法は確立されていませんが、様々な治療方法が研究されています。

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網膜中心動脈閉塞症(もうまくちゅうしんどうみゃくへいそくしょう)

 動脈が突然詰まり目が見えなくなってしまう病気です。普段動脈からエネルギーを摂取している眼は突然栄養が届かなくなってしまうと、急激に目が見えなくなってしまいます。
 高齢者の場合、心臓病や糖尿病り患者に多く発症し、症状が現れたらすぐに治療する事が必要です。細胞は血流が流れなくなってしまうと急速に機能を回復することが難しくなるため、症状が出たら二時間以内に緊急治療をする必要があります。

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網膜剥離

眼球の内側にある網膜が剥がれてしまい、視力が低下しまう病気の事です。網膜剝離は痛みを感じないため気が付きにくいですが、前兆として飛蚊症(明るい所や青空を見たときにアメーバのような浮遊物が見える症状)を発症することがあります。どの年代でも20~50代の近視で多く発症する傾向にあります。

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網膜裂孔(もうまくれっこう)

 網膜は神経でできた膜でできた組織です。その神経の膜に傷や亀裂が入ってしまっている事の状態を網膜裂孔と言います。網膜剥離の原因にもなる網膜裂孔は中高年であれば加齢が原因が大半です。若い人の原因としては強度の近視や目の外傷で起こることが多いです。高齢者の裂孔の形は弁状(馬蹄型)裂孔とが多く、進行のスピードが速いのに対し、若い人は円孔が多く進行が遅いのが特徴です。 
 若い人の網膜裂孔は進行も遅く自覚症状も飛蚊症しか現れないこともあるため、気が付きにくいです。進行すると視野の欠損や視力低下が起こります。

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この記事を書いた人
はじめてのコンタクトレンズ編集部
著者名:はじめてのコンタクトレンズ編集部
年齢:20代
コンタクト歴:11年/5年
コンタクトデビューした年齢:14歳/19歳
視力:近視/乱視
プロフィール
こんにちは、はじめてのコンタクトレンズ編集部です。コンタクトデビューする方の不安やお悩みを解消するべく、サイトを立ち上げました。10代でコンタクトデビューした編集部員2名を中心に運営しています。