ハードレンズのデメリット


公開日:2015/12/29
最終更新日:2021/10/19
慣れるまでに時間がかかる

水分を含まない硬いレンズなので、どうしても最初つける時に違和感を覚える方が多いようです。まばたきの度に目がゴロゴロしたり、ずっと異物感が残ったりする事もあります。個人差はありますが、1~2週間はかかる事を覚悟した上で挑戦してみるのが良いでしょう。

毎日のケアが必要

寿命が2~3年と長い分、毎日外した後のケアを怠ってはいけません。レンズの寿命を長く持たせるためにも、自分の目のためにもこれは欠かせないポイントです。こすり洗いやつけおき洗浄などを欠かさずに行わないと、衛生的な面でも良くありません。いくら雑菌が繁殖するリスクが少ないとはいえ、汚れは日々溜まっていくものですからね。面倒かもしれませんが、気をつけましょう。

紛失、ズレの心配がある

レンズが小さい分、ちょっとした拍子でレンズが目から落ちてしまう可能性もあります。ズレやすさもあるので、激しい運動などの際には気をつけた方が良さそうです。もし気になるのであれば、レンズをしていると取れそうな状況ではメガネに変えてみたり、目薬などで潤いを持たせると良いのではないでしょうか。

眼瞼下垂の恐れがある

眼瞼下垂とは、様々な理由で上まぶたに障害が発生し、まぶたが開きづらくなる疾病です。悪化すると目が開かなくなる事もあります。これを引き起こす理由の1つとしてハードレンズが挙げられているんです。ハードレンズは、まぶたを思いっきり引っ張ってレンズが自然に落ちて来るのを待つ、という独特の外し方をします。そのため、どうしてもまぶたへの負担がかかって眼瞼下垂へのリスクが高まるんです。スポイトで外すなど別の方法も行ってみると防げる確率が上がるかもしれませんよ。

この記事を書いた人
はじめてのコンタクトレンズ編集部
著者名:はじめてのコンタクトレンズ編集部
年齢:20代
コンタクト歴:11年/5年
コンタクトデビューした年齢:14歳/19歳
視力:近視/乱視
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こんにちは、はじめてのコンタクトレンズ編集部です。コンタクトデビューする方の不安やお悩みを解消するべく、サイトを立ち上げました。10代でコンタクトデビューした編集部員2名を中心に運営しています。