コンタクトレンズの買い方を知ろう ~コンタクト販売店編~


公開日:2020/04/20
最終更新日:2021/10/01

はじめてコンタクトを購入するとき、眼科以外ではコンタクトレンズ専門の販売店を使う人が多いのではありませんか?自分に合った製品を購入するためにも、どのような流れで購入するのか確認しましょう。

家を出る前の準備

多くのコンタクト販売店では、おトクなクーポンや割引券を配布しています。中には、初回購入者限定の特別クーポンもあります。利用するお店が決まっている場合はあらかじめ確認しておきましょう。コンタクト専門の販売店にはアイシティや中央コンタクトなどがあります。チラシをもらったことがある方も多いでしょう。

ほかにも、一部のメガネ店でも購入が可能です。メガネ店は提携している眼科がない場合もあります。事前に眼科と提携しているか、または併設しているかという点を確認しましょう。

また、眼科での検査・問診を受けるため、保険証を忘れずに持っていきましょう。忘れてしまうと全額自己負担になり、コンタクトを買うお金がなくなってしまうかもしれません。

1:受付をしましょう

販売店の受付でコンタクトを購入したい旨を伝えましょう。提携している眼科がある場合には販売店のスタッフがその眼科へ案内してくれます。その際、眼科スタッフあての書類を渡される場合があります。無くしたり、落としたりしないように気をつけましょう。

多くの店舗では提携している眼科があるため、自分で受診の手続きなどは必要ありません。眼科で検査や問診を受け、必要なデータを受け取りましょう。

2:検査・問診を受けます

眼科に行き、検査や問診を受けます。眼科スタッフあての書類がある場合は、受付で保険証とともに渡すとスムーズです。

視力や涙の量、ベースカーブなどを調べます。ほかにも乱視の強さはどの程度か、角膜内皮細胞の数を調べることもあります。検査は簡単で機械をのぞき込むだけで終わります。リラックスして受けましょう。なにか痛みを感じたり、不快感を覚えた場合はすぐに眼科スタッフに伝えましょう。

問診では、目の動きや眼球の表面にキズがついていないかといったことを調べます。ここまでの検査・問診で問題がなければ、コンタクトを使うことができます。

3:コンタクトレンズの試着をします

検査・問診によって得られたデータをもとに、販売店のスタッフがいくつかのの商品を提案してくれます。もし、使いたいレンズがあればこの時相談しましょう。データ的に問題がなければサンプルのレンズを試着します。

つけたり、外したりして使い心地を試します。つけたときに快適に見えるか、つけ心地が良いかといったことを確認できます。つけ外しの練習もさせてもらえます。

装着液等を使う場合には、その使い方なども教えてもらえます。

使いたいレンズが決まったら、眼科での診察料金を支払って販売店に戻ります。

4:購入手続きをしましょう

眼科でもらった処方せん(装用指示書)を販売店スタッフに渡しましょう。そのデータにあったコンタクトを出してくれます。

同じような箱なので、レンズの度数を覚えていないうちは、どちらが右目用で、どちらが左目用か心配になるかもしれませんが、たいていはシールなどで右目用の印をつけてもらえます。もし印がない場合は販売店のスタッフさんに相談してみましょう。

この時、装着液や洗浄液、保存液といったケア用品などを合わせて購入することもできます。ほしいアイテムや心配な点があったら聞いてみましょう。

販売店で購入する場合、店舗の混雑具合にもよりますが、購入のみなら30~60分程度、眼科での検査を受ける場合は1~2時間程度の時間がかかります。

この記事を書いた人
はじめてのコンタクトレンズ編集部
著者名:はじめてのコンタクトレンズ編集部
年齢:20代
コンタクト歴:11年/5年
コンタクトデビューした年齢:14歳/19歳
視力:近視/乱視
プロフィール
こんにちは、はじめてのコンタクトレンズ編集部です。コンタクトデビューする方の不安やお悩みを解消するべく、サイトを立ち上げました。10代でコンタクトデビューした編集部員2名を中心に運営しています。