コンタクトレンズってどうやって作られているの?


公開日:2015/12/29
最終更新日:2021/11/22

コンタクトレンズの製造方法として主流になっているのが、この3つです。

1つ目がレースカッティング。大きな材料を棒状にして、切削研磨を行い、1つ1つのレンズに作り上げていく方法です。繊細かつ様々なレンズのデザインを製造する事が可能なんですよ。

2つ目がスピンキャスト(キャスティング)。回転する型の中にレンズの原材料を流し込み、遠心力を利用してレンズに仕上げていく方法です。

3つ目がキャストモールド(モールディング)。凹型の鋳型に原材料を流し込み、凸型を合わせてレンズの形状にしていく方法です。

海外で製造されているものって安全なの?

A.海外でも日本の基準を満たしているコンタクトレンズであれば安心して使用できます。

日本に流通しているカラーコンタクトは、台湾や韓国、シンガポール、マレーシアなどで作られています。韓国や台湾などのアジア圏で製造が多いのは、日本国内と比較して人件費などが安いことが理由に挙げられます。

そのため、国内で流通しているコンタクトレンズは安価に購入することができる仕組みになっています。

しかし国外で製造されたコンタクトって本当に安全なの?と不安な方も多いでしょう。

そんな方は、国内メーカーが製造販売しているコンタクトレンズを購入しましょう。国内メーカーのものであれば、日本の製造基準に乗っ取って製造されているため、比較的安心して使用できます。購入する際はメーカーの本拠地や製造工場の場所を確認するのも良いでしょう。

日本で製造されているコンタクトは何があるの?

A.2weekメニコンプレミオなどが日本で製造されています。

国内で流通しているコンタクトレンズのほとんどが海外で製造されたものですが、なかには国内で製造されているものもあります。

例えば
2WEEKメニコン プレミオ
シード 1dayPure うるおいプラス
シード 2week Pure うるおいプラス

などが国内製造のコンタクトレンズです。海外製品のものと比べると選べる商品は少ないですが、安心して使用したい方には国内製造のコンタクトレンズがおすすめです。

海外と日本の安全基準は一緒なの?

A.まったく一緒ではありませんが品質に差はほとんどありません

国内製品と比較すると、国内製品は厚生労働省の認可を受けたものなのに対し、海外製品は日本以外での使用を目的に製造されており、厚生労働省の認可を受けてはいません。そう聞くと、海外製品のコンタクトレンズってやばいんじゃ…?って不安になりますよね。

しかし厚生労働省の認可は降りていなくてもコンタクトレンズの製造は厳しい製造基準があり、その基準を守って作られているため国内製造品と品質の差はありません。
購入した際などにパッケージや梱包のされ方が違うかもしれませんが、それ以外は問題なく使用できます。

この記事を書いた人
はじめてのコンタクトレンズ編集部
著者名:はじめてのコンタクトレンズ編集部
年齢:20代
コンタクト歴:11年/5年
コンタクトデビューした年齢:14歳/19歳
視力:近視/乱視
プロフィール
こんにちは、はじめてのコンタクトレンズ編集部です。コンタクトデビューする方の不安やお悩みを解消するべく、サイトを立ち上げました。10代でコンタクトデビューした編集部員2名を中心に運営しています。