公開日:2021/04/28
最終更新日:2021/09/16
メガネからコンタクトに変えたとき、周りの人から「目が大きくなった」、「顔の印象が違う」と言われることはありませんか?
また、自分の視界でも、物の見え方が違ったり、違和感を覚える方も多いのではないでしょうか。これは、メガネとコンタクトの特徴や目からの位置が違うことによってもたらされています。
メガネとコンタクトで変わる、顔の印象
メガネをかけると、目が小さく見えたり、顔の輪郭の一部が歪んで見えてしまうことがありますよね。
目の大きさが変わってしまう原因は、「プリズム効果」と呼ばれる現象です。これは、メガネのレンズの仕組みが大きく影響しています。
近視用のメガネのレンズは、外側の方が厚く、中心に行くにつれて薄くなる構造をしています。
光や像は、そういったレンズを通してみると、レンズの厚い方から、薄い方へと引っ張られるように見えるという原理があります。そのため、他の人からは目が小さく見えたり、メガネのところだけ輪郭が内側にへこんでいるように見えます。
コンタクトは、眼球にレンズが密着しているため、プリズム効果が起きません。そのため、メガネからコンタクトに変えると、目が大きくなったように感じます。
メガネとコンタクトで変わるものの見え方
メガネの時、他の人から見える印象が、プリズム効果で変わってしまったように、自分から見える物の見え方も違います。
メガネを掛けると、近視の場合、裸眼で見るよりも小さく見え、遠視の場合は大きく見えます。そのため、感じる距離感も変わってしまいます。
加えて、上記で述べたように、メガネは外側と中心でレンズの厚さが違います。目だけを動かして物を見たときにピントがずれて、歪んで見えたり、違和感を覚えたりします。
一方コンタクトの場合、目に密着しているため、近視や遠視により物の大きさが違って見えることはほぼありません。
レンズが眼球の動きについてくるので、歪んで見えてしまうこともほぼありません。
また、メガネとコンタクトでは、度数も違います。
同じ視力を矯正しようとした場合、メガネのほうがコンタクトよりも若干度数が強めです。
それは、メガネのレンズの位置が目から離れており、その分度数を強くする必要があるからです。
このように、物の見え方や度数など、メガネとコンタクトでは違いがあります。
メガネでもコンタクトでも起こりうるスマホ老眼とは?
メガネとコンタクト、自分にとってどちらがいいのかは、場面に応じて使い分けることが大切です。その都度状況に合わせて使い分けをすることで、目の負担を減らすことができます。
では、「老眼」ではどうでしょうか。まだまだ老眼なんて、と思っている方も多いかと思いますが、実は「スマホ老眼」というものがあるのはご存じですか?
スマートフォンを長時間見すぎて目のピント調節機能が低下し、夕方になってくると近くの物が見えづらくなるというものです。見えづらく感じる以外にも、目の疲労感や肩こり、頭痛なども症状として現れます。
スマホ老眼におすすめのコンタクト
できれば、メガネやコンタクトを使っている間もスマホ老眼にならないように、サポートしてくれるものが理想です。
コンタクトには、クーパービジョンの「バイオフィニティアクティブ」というものがあります。
このコンタクトは、クーパービジョンの独自のレンズデザインである「デジタル ゾーン オプティクス™ レンズ デザイン」を採用しています。
スマートフォンやパソコンを近くで見続けるときの目をサポートしてくれます。
ピント調節筋のストレスが軽減し、スマートフォンを近くで見続けることによって生じる目の負担の軽減が期待できます。
レンズがうるおいを引き寄せるので乾燥しにくく、快適なつけ心地が続きます。
スマホ老眼は、誰にでも起こりうる症状です。
スマートフォンやパソコンをよく使う方は、こういったピント調節機能をサポートしてくれるコンタクトを使ってみてはいかがでしょうか。
もし店頭に置いてなくても、予約をすれば手に入れることができるかもしれません。
店頭に置いていない場合は、確認をしてみてください。
予約できない場合は、ネット通販なども利用しましょう。予約をしなくても、ネット通販なら在庫があればすぐに出荷してくれます。