コンタクトレンズケース


公開日:2020/03/31
最終更新日:2021/09/21

レンズケースは、ワンデータイプのコンタクトを使用している方にはあまり馴染みがありませんよね。2ウィークタイプ、マンスリータイプ、ハードのコンタクトを使用している方には、コンタクトを洗浄して保管しておくための必需品になります。

毎日のお手入れが大切

コンタクトのケアだけでなく、レンズケースのケアもしっかりと行う必要があります。いくらコンタクトをケアしても、レンズケースが汚れていると、レンズに汚れがついてしまい、清潔さを保てません

ソフトコンタクト用、ハードコンタクト用それぞれのケースに合った方法でケアを行いましょう。

ソフトコンタクト用

レンズを取り出した後、レンズを付けていた保存液を捨てます。その後、蓋を含めるケース全体を流水でしっかりと洗い流します。必要であれば、専用の消毒液を使うことも可能です。

全体をしっかりと洗ったら、水を切り、乾燥させます。レンズケースを風通しの良い、清潔な場所に置いておきましょう。乾燥の時は、必ず自然乾燥をさせることが大切です。布を使ってしまうと、布の雑菌がレンズケースについてしまう可能性があるので、注意してください。そのため、自然乾燥させる際は、乾燥トレイなどの上に置いておくとよいでしょう。

ハードコンタクト用

レンズを取り出したら、ケース内の保存液を捨てます。その後はソフトコンタクト用と同様に、流水でしっかりと洗い流しましょう。レンズを動かないように固定しておく、レンズホルダーも忘れずに洗ってくださいね。また、綿棒などで指の届かない箇所をこすって洗い流しましょう。

乾燥の仕方は、ソフトコンタクト用ケースと同様に、風通しの良い場所で自然乾燥させます。

正しく使って目の健康を守る

レンズケースはコンタクトを保管する上で大切なものです。そのため、自然乾燥させた後は、しっかりと清潔な場所にしまっておく必要があります。せっかくケアをして綺麗にしたのに、不衛生な場所に置いてしまえば、ケースに汚れが付着してしまいます。そのケースを触った手でレンズに触ってしまえば、せっけんで手を洗った意味が無くなってしまいます。そのため、乾燥が終わった後は、清潔な場所で保管してください。

定期的な交換をすることも大切です。レンズケースの交換の目安は1.5か月から3か月です。清潔に使っていても、汚れは溜まっていってしまうものです。目の健康を守るためにも、定期的に交換をしましょう。

また、レンズケースがないからと言って、ペットボトルの蓋や小皿を代用するのはやめましょう。ペットボトルの蓋や小皿には、雑菌が繁殖している可能性があります。それだけでなく、コンタクト専用ではない為、レンズを保管するには安全性が保障されていません。レンズケースは薬局や百円ショップなど、様々なところで販売されています。レンズを保管するのは必ずレンズケースを使うようにしてください。

目の健康を守るためにも、安心してコンタクトを使うためにも、レンズケースを正しく使う必要があります。今の使い方を見直して、間違っていたら、ぜひ正しい使い方を意識し餌くださいね。

この記事を書いた人
はじめてのコンタクトレンズ編集部
著者名:はじめてのコンタクトレンズ編集部
年齢:20代
コンタクト歴:11年/5年
コンタクトデビューした年齢:14歳/19歳
視力:近視/乱視
プロフィール
こんにちは、はじめてのコンタクトレンズ編集部です。コンタクトデビューする方の不安やお悩みを解消するべく、サイトを立ち上げました。10代でコンタクトデビューした編集部員2名を中心に運営しています。