生レンズ(デイリーズトータルワン)はドライアイ症状のある人でも使えるのか

生レンズはドライアイでも使える?


公開日:2019/09/30
最終更新日:2021/07/19

コンタクト装用者に多いドライアイ。日本眼科学会によると、少なく見積もっても800万人以上の患者がいるといわれています。

ドライアイになると、涙の分泌量や質が低下してしまいます。目の乾燥による不快感だけではなく、視力が低下することもある重大な慢性疾患です。また、乾燥から角膜が傷つきやすくなってしまうため、ドライアイのコンタクト使用者は一時的にコンタクトの使用を制限される可能性があります。

ドライアイの対策として挙げられるものには、防腐剤の入っていない人工涙液の使用や、エアコンの風が直接当たらないようにする、パソコンの使用中は意識的にまばたきの回数を増やすなどがあります。これらは目の乾燥感を減退するために有効です。しかし、いずれも対症療法であり、根本的な解決には至りません。

目を乾燥させないためには?

コンタクトレンズを見直すことで、ドライアイによる不快な症状を抑えることができる可能性があります。
コンタクトの特徴によって、ドライアイに向き不向きがあるため、自分の目に合ったレンズを選びましょう。
そもそも、コンタクト装用によって起こる目の乾燥は、レンズ表面の涙の層が薄くなり、涙が蒸発しやすい状態になっています。また、レンズに涙が吸い取られ、レンズ自体も乾燥し、ドライアイになりやすくなります。

そこで、目が渇きやすい、ドライアイの方にオススメなのが、低含水レンズです。
低含水レンズは水分を多く必要とせず、涙を吸収しにくい、つまりドライアイになりにくいのが特徴です。
一方、低含水レンズと対をなすレンズが高含水レンズ。高含水レンズは、レンズに水分が多く含まれているため、涙を多く吸収してしまうため、乾きやすいのが特徴です。
しかし、含む水分が多い分、つけ心地がよく、装用感がいいレンズでもあります。

そんな、高含水レンズと低含水レンズのいいとこ取りをしたコンタクトが、生レンズとして話題になった、デイリーズトータルワンです。
デイリーズ トータルワン

デイリーズトータルワンは、レンズ自体は低含水レンズで、レンズ中心の含水率は33%です。

一方、表面の含水率は80%と高く、心地よい装用感を保ちながら、乾きにくいという特徴があります。

生レンズであれば、含水率にくわえて、夜までうるおいが続く工夫が施されています。涙液にも含まれている「フォスファチジルコリン」が含有されたレンズや、涙の蒸発を防ぐ「スマーティアーズ™テクノロジー」という技術があるため、長時間装用してもレンズの乾燥やそれにともなう不快感が起きにくいんです。実際に、生レンズを使用してからは目薬を使う回数が減ったという口コミもあります。

生レンズが医療機関から直接的に、ドライアイ症状の低減に効果があると発表されたわけではありません。
ですが、ドライアイに悩んでいる方は、試す価値アリのコンタクトレンズでもあります。生レンズには、夜までうるおいが長続きする工夫がたくさん詰まっています。ドライアイの方は、眼科医に相談しながら、ぜひ生レンズを使用してみてください。

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この記事を書いた人
minami
著者名:minami
年齢:25歳
コンタクト歴:11年
コンタクトデビューした年齢:14歳
視力:近視
プロフィール
中学の部活をきっかけにコンタクトデビュー。メガネが似合わないと思い続けて数年になるが、左右の視力が違うためコンタクトの購入が億劫になりがち。現在は2ウィークを愛用しているが、目のことを考えてワンデーに切り替えるか迷っている。ワンデーは金額がネック…。