公開日:2020/02/13
最終更新日:2021/11/01
アルコン社の他にも「生レンズ」を取り扱っているメーカーがあるのか気になっている方も多いのではありませんか?
そこで今回は、アルコン社と同じくつけ心地にこだわった製品を多く取り扱っているボシュロム社が生レンズを取り扱っているのか調べてみました。
ボシュロム社に生レンズはある?ない?
ボシュロム社では「生レンズ」と呼称されるコンタクトレンズは販売されていません。
2019年11月現在、アルコン社は「生レンズ(生感覚レンズ)」という呼称そのものには商標を取っていないようです。商標登録をしていないため、他社の製品に「生レンズ」という愛称をつけて販売することは可能です。
しかしながら、「生レンズ」という呼称は「アルコンのコンタクトレンズ」というイメージが強いため、これから他社が「生レンズ」という愛称でコンタクトを売り出すことはないでしょう。
では、現状発売されている製品で、生レンズに相当するポテンシャルを持つレンズは何があるでしょうか。おそらく、「バイオトゥルー ワンデー」であると考えられます。含水率は78%の他製品と比べても高い数値ですが、生レンズには及びません。
しかし、生体模倣技術から生まれた次世代素材が採用されていることや、角膜の環境に近づけたつけ心地により、生レンズに勝るとも劣らない使い心地であると推測できます。つけ心地にこだわったボシュロム社の製品を使いたい方は「バイオトゥルー ワンデー」を使ってみるのはいかがでしょうか。
ちなみに、「バイオトゥルー ワンデー」にも用いられている生体模倣技術は、決して珍しいものではありません。コンタクトレンズの他にも様々な物に応用され、私たちの生活を豊かにしています。今製品では人間の角膜の組成や涙の働きを模倣することにより高いうるおい保持力を獲得しています。独自素材「ハイパージェル」や明瞭な視界を提供する「HDオプティクス™」など、ボシュロム社の技術の粋が注ぎ込まれたレンズといえるでしょう。