公開日:2022/11/09
最終更新日:2022/11/22
「普段メガネだけど、スポーツの時に不便を感じてしまう…」
「目が悪くても、スポーツには全力で取り組みたい！」
そんな方に向けて、スポーツでコンタクトレンズをつけるメリットや注意点についてお伝えします！
スポーツをするときにおすすめのコンタクトレンズについてもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
スポーツでコンタクトレンズをつけるメリット
まずは、スポーツでコンタクトレンズをつけるメリットからお伝えします。
広い視界をキープできる
コンタクトレンズは、広い視界をキープすることができます。
通常人間の視野角は、横に200度前後広がると言われていますが、メガネを装着した場合の視野角は、フレームに制限されるのでだいたい120度くらい。
そのためメガネを装着すると、通常の60％ほどの視界しかクリアにならない、ということになります。
しかし、コンタクトレンズは直接目に装用するので、視野角はほぼ裸眼と変わりません。スポーツにおいても、周りの選手やボールの動きを広い視界で捉えることが可能です。
周りの状況を把握することが重要なスポーツにおいて、大きなメリットだといえるでしょう。
レンズが曇りづらい
コンタクトレンズは、メガネと比べて曇りづらいです。
メガネの場合、スポーツ中に息が上がったり汗をかいたりして、レンズに水蒸気が溜まり曇ってしまうことがあります。試合の途中でメガネをふく余裕は、なかなかないですよね。
コンタクトレンズも曇ることはありますが、基本的に涙や花粉などの汚れが原因。メガネのように水蒸気で急に曇ってしまう心配は、しなくて良いでしょう。
クリアな視界を保ったまま、スポーツに集中することができます。
ソフトタイプはズレたり外れたりしにくい
ソフトコンタクトレンズは、水分を多く含む素材で目にフィットしやすいため、スポーツの時にもズレたり外れたりしにくいです。
メガネを装着してスポーツをすると、ちょっとしたジャンプや接触でメガネがズレてしまいます。衝撃が激しい場合は、メガネのフレームが勢いよくズレてしまい、ケガをすることもあるでしょう。
一方、ソフトタイプのコンタクトレンズの場合、ズレたり外れたりしにくいです。万が一外れてしまっても、ケガの危険性はありません。安心してスポーツに取り組み、全力で身体を動かすことができます。
スポーツでコンタクトレンズをつける時の注意点
スポーツでコンタクトレンズをつけると、広い視界をキープできたり、曇りづらかったりなどのさまざまなメリットがあることがわかりました。
ただし、コンタクトレンズならではの注意点もあるので、確認していきましょう。
スポーツ後のケアをしっかりとする
激しい動きによって、汗やほこりなどの汚れがコンタクトレンズにつきやすいため、スポーツ後のケアを徹底しましょう。
長期使用タイプ、つまりワンデータイプ以外のコンタクトレンズの場合、ケアが必要です。
コンタクトレンズの種類によってケア方法は異なるので、商品に合ったケアを確認し、汚れをしっかりと落としましょう。
水中のスポーツでは装用を控える
水泳や水球など、水中で行うスポーツの場合、コンタクトレンズの装用を控えましょう。
プールには消毒液や微生物が含まれているので、さまざまなリスクが考えられます。例えば、コンタクトレンズが劣化したり、目の感染症になってしまったりする可能性があります。
水中のスポーツでは、度付きのスイミングゴーグルで代用しましょう。
スポーツするときにおすすめのコンタクトレンズ商品
スポーツでコンタクトレンズをつけるメリットや注意点を踏まえると、ワンデータイプのコンタクトレンズがおすすめ。
ソフトタイプなので激しい動きでも外れづらい上に、1日で新品と取り換えるため清潔に装用できるからです。
では、おすすめのワンデータイプのコンタクトレンズをご紹介します！
クーパービジョン
マイデイ
クーパービジョン独自の技術によって、やわらかく優しいつけ心地が続きます。紫外線カット効果があるので、外で行うスポーツにもおすすめ。
| 商品名 | MyDay®(マイデイ®) |
|---|---|
| レンズタイプ | 近視用／クリアレンズ |
| 装用サイクル | 1日使い捨てタイプ |
| 内容量 | 30枚入り |
| 価格 | 2,930円(税込) |
| BC(ベースカーブ) | 8.4mm／8.7mm |
| DIA(直径) | 14.2mm |
| PWR/D(度数) | 【BC8.4mm】 +6.00D ～ +5.50D（0.50Dステップ） +5.00D ～ +0.25D（0.25Dステップ） ‒0.25D ～ ‒6.00D（0.25Dステップ） ‒6.50D ～ ‒12.00D（0.50Dステップ） 【BC8.7mm】 ‒0.25D ～ ‒6.00D（0.25Dステップ） ‒6.50D ～ ‒12.00D（0.50Dステップ） |
| 含水率 | 54% |
| 中心厚(厚さ) | 0.08mm（-3.00Dの場合） |
| 酸素透過係数(DK値) | 80 |
| 酸素透過率(DK/t値) | 100 |
| ソフトコンタクトレンズ分類 | グループII |
| 素材名 | stenfilcon A |
| その他 | UVカット機能あり |
ジョンソンエンドジョンソンワンデー アキュビュー® オアシス®
従来のコンタクトレンズよりも進化した光学性能によって、鮮明で明るい視界を実現した商品です。また、紫外線カット効果により、さまざまな目のトラブルを防ぐ効果が期待できます。
| 商品名 | ワンデー アキュビュー® オアシス® |
|---|---|
| レンズタイプ | 近視 |
| 装用サイクル | 1日使い捨てタイプ |
| 内容量 | 30枚入り |
| 価格 | 3,500円(税込) |
| BC(ベースカーブ) | 8.5mm/9.0mm |
| DIA(直径) | 14.3mm |
| PWR/D(度数) | BC 8.5mm -0.50 ～ -6.00（0.25ステップ） -6.50 ～ -12.00（0.50ステップ） BC 9.0mm -0.50 ～ -6.00（0.25ステップ） -6.50 ～ -12.00（0.50ステップ） |
| 含水率 | 38% |
| 中心厚(厚さ) | 0.085mm （-3.00Dの場合） |
| 酸素透過率(DK値) | 103 |
| 酸素透過率(DK/t値) | 121 |
| ソフトコンタクトレンズ分類 | グループⅠ |
| 素材名 | senofilcon A |
| その他 | UVカット機能あり |
まとめ
スポーツをするときにコンタクトレンズをつけると、さまざまなメリットがあります。コンタクトレンズならではの注意点をチェックしたうえで、スポーツに適した商品を選び、思いっきりスポーツを楽しみましょう！
Q＆A
Q.スポーツをするときにおすすめのコンタクトレンズは何ですか？
A.ワンデータイプのコンタクトレンズです。ソフトタイプなので、激しい運動でも外れづらいからです。また、1日で新品と取り換えるので、毎日清潔に装用できるというメリットもあります。
Q.水泳でもコンタクトレンズをつけていいですか？
A.水中でのスポーツでは、コンタクトレンズの装用を控えましょう。水に含まれる微生物による、感染症のリスクなどが考えられます。
