公開日:2021/02/10
最終更新日:2021/09/17
コンタクトレンズを装用している時、レンズの中央部分が白く曇ったようになってしまい、視界が悪くなることがあります。
洗浄液でしっかりこすり洗いしてもなかなか落ちず、落ちたとしても、レンズをつけているうちにまた曇ってしまう・・・一体この曇りの原因は何?どう対処したらいいの?と、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
コンタクトレンズが白く曇る原因は?
コンタクトレンズが白く曇ったようになってしまう主な原因は、涙などに含まれる皮脂が付着、蓄積した「皮脂汚れ」です。そのほか、化粧品やメイク落とし、ハンドクリームなどの油分が付着し、レンズの曇りの原因となることもあります。
レンズ汚れの中でも、皮脂など油分による汚れは、一度ついてしまうとなかなか落ちません。また、結膜炎などを起こしている場合、涙に含まれる皮脂の量が増え、新しいレンズに変えても繰り返し曇ってしまうことがあります。白く曇ったままのレンズを使用していると、視界が悪くなるだけでなく、眼精疲労や目の疾患の原因になることもあるので、注意が必要です。
白い汚れが気になる時はどうしたら良い?
上記でもお伝えした通り、皮脂などの油分による汚れは一度つくと簡単には落ちないので、レンズに汚れがつかないよう気を付けることが最も大切です。そのために、レンズの取り扱いの際は以下のようなことに気をつけましょう。
- ・装着前には必ず手洗いをして、ハンドクリームや指先の皮脂などを落とす
- ・アイメイクは、レンズを装着してから行う
- ・メイク落としは、必ずレンズを外してから行う
- ・目の調子が悪いと感じる時は、なるべくコンタクトレンズの使用を控える
すでにレンズに汚れが付着してしまった場合の対処方法は、以下の通りです。
- ・ワンデータイプのレンズは、破棄して新しいものを使用する
- ・ワンデー以外のレンズの場合、洗浄の際は皮脂汚れに強い洗浄液を使用する
気を付けていても白く曇った汚れがつきやすい、という方は、汚れを持ち越すことがないワンデータイプのレンズがおすすめです。どうしても2ウィークタイプを使いたいという方は、皮脂汚れがつきにくいレンズを選ぶと良いでしょう。
以下では、皮脂汚れに強い2ウィークタイプのレンズをご紹介します。レンズの白い汚れが気になる方は、ぜひ参考にしてください。
皮脂汚れに強いおすすめの2ウィークタイプのレンズ
2WEEKメニコン プレミオ
レンズの表面がプラズマ処理されており、油分の汚れがつきにくくなっています。また、レンズに指が触れることを最小限に抑えるパッケージデザインを採用しています。パッケージの中でレンズの裏表がひっくり返らないので、取り出す際にレンズの裏表を確認する必要がなく、レンズの内側に指先が触れないので衛生的です。そのほかにも、酸素を通しやすい素材や摩擦の少ないレンズデザインなど、目を労わりながら使い続けられる工夫が詰まったクリアレンズです。
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バイオフィニティ
高い酸素透過性や乾きにくさなど、優れた特性も持ちつつも、皮脂汚れに弱いという難点があった「シリコーンハイドロゲル」というレンズ素材。バイオフィニティは、シリコーンハイドロゲル素材を用いつつも、皮脂汚れのつきやすさを克服した画期的な2ウィークタイプのレンズです。眼科医院などでも、レンズ汚れに悩む人によく推奨されています。
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エア オプティクス® プラス ハイドラグライド®
アルコン独自のレンズ表面加工技術「スマートシールドテクノロジー」により、涙に含まれる皮脂やタンパク質などの汚れの付着を防ぎます。化粧品の油分や花粉など外部からの汚れにも強く、2週間クリアな視界が続きます。レンズの表面が水分の膜で包まれているので、うるおいたっぷりの使い心地も特徴です。
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レンズを変えても解決しない時は、眼科医院の受診も視野に入れましょう
涙には皮脂が含まれているので、目に異常がなくとも、レンズが白く曇ることはあります。しかしながら、手入れをきちんとしていたり、またレンズを新しいものに変えても白いレンズ汚れを繰り返す場合は、目が何らかのトラブルを抱えている可能性もあります。そのような場合はできるだけ速やかに眼科医院を受診するようにしましょう。