公開日:2020/06/25
最終更新日:2021/09/27
コンタクトレンズを使っている時に、見づらさを感じることはありませんか?そんな時にはどのような対策ができるかご存じですか?
また、一言で「見づらさを感じる」と言っても原因は様々です。
今回は見づらさを感じる原因別の対処法についてご紹介します。
急に見づらくなった。そんな時は?
もし、急に見づらさを感じたのであれば、それは乾燥が原因であると考えられます。そのような場合にはまばたきをしたり、目薬を使ったりと、水分を含ませるようにしましょう。するとレンズの乾燥が解消され、また見やすくなることがほとんどです。
とはいえ、目薬の使い過ぎは目のトラブルを引き起こす可能性があります。また、使う目薬に関しても注意が必要です。
コンタクトレンズを使っている場合は必ず防腐剤不使用のものを選びましょう。防腐剤がレンズに付着し、変質させてしまうと考えられているためです。
充血対策として血管収縮剤が配合されているタイプの製品はかえって充血を悪化させるリスクもあります。
防腐剤や血管収縮剤が含まれていないタイプの目薬は、第3類医薬品に分類されます。ほかにも、人の涙に近い成分で作られている人工涙液の使用もおすすめです。
つけた時からなんだか見づらい。そんな時は?
つけた時からなんとなくかすんでいるような見づらさを感じるのであれば、汚れが落ちていない可能性があります。特に2ウィーク、マンスリータイプなど同じレンズを使いまわすタイプのコンタクトレンズをつけている方に起こりやすい悩みです。
対策は正しい方法でこすり洗いケアを行うことや、ワンデータイプに切り替えることです。
他にも、目につける際に必ず手を洗い、指先の皮脂を落とすことが重要です。
※正しいつけ外しの方法は、こちらの記事をご確認ください→ コンタクトレンズの正しいつけ方&外し方
メイクをする方の場合は、化粧品が原因でレンズが汚れてしまうことがあります。化粧品が目の中に入らないようにするだけでなく、必ずメイクをする前にコンタクトレンズをつけ、メイクを落とす前にレンズを外しましょう。
また、全体的にぼんやりと見づらい場合には度数が変化している可能性があります。定期検査に行けば度数も計測してもらえますから、できれば3か月ごとに行くようにしましょう。決して自己判断で度数を変えてはいけません。必ず検査を受け、自分に適した度数を把握してから変更するようにしましょう。
他にも、煙が充満している場所に入った場合に、煙が付着してしまい見づらくなる可能性があります。そのような場所に入る前には目薬を差したり、まばたきをしたりして、レンズにうるおいを持たせましょう。うるおいのベールがレンズに汚れをつきにくくしてくれます。