公開日:2020/12/24
最終更新日:2021/07/07
2021/06/25記事の情報を整理し、最新のものに更新致しました。
メガネは温度差で曇りやすいので、冬の時期だけコンタクトレンズを使用するという方もいらっしゃるのではないでしょうか。わたしもラーメンやお鍋を食べるとき、家で麺を茹でるときは「コンタクトって便利だなあ…」とほっこりしています。メガネだと大事な具材がよく見えないですからね…。
また、スキーやスノーボードなどウィンタースポーツの際には、ゴーグルを装着することが多いので、メガネよりコンタクトレンズの方が便利ですよね。でも、梅雨だけではなく、冬もコンタクトレンズのトラブルが多いってご存じでしたか?
冬に多いコンタクトレンズのトラブル3選
1.目が乾燥する
冬は湿度が低く、エアコンの暖房にあたる機会も多いことから、乾燥しやすい時期です。レンズ中や目の表面の水分、涙が蒸発し、目の乾きを感じやすくなります。
2.寒冷地ではレンズや保存液が凍ることも
極めて寒いところへ行ったとしても、目の中のコンタクトレンズが凍るということはまずありません。ですが、保存液に浸ったコンタクトレンズは、真冬の寒冷地などでは凍ることがあります。同様に、コンタクトレンズの洗浄液も凍ることがあります。旅行やレジャーなどで、極端に気温が低い場所にコンタクトレンズや洗浄液、保存液を持っていく際は、注意が必要です。
3.目が炎症を起こしやすくなる
気温が下がる冬は、空気中のウイルスが繁殖しやすくなります。ウイルスが付着したコンタクトレンズを目に入れると、目が炎症を起こしてしまうこともあります。
冬のコンタクトレンズのトラブルを防ぐためには、どうしたらいい?
前述のとおり、様々なトラブルを起こしやすい冬。冬の時期に、安全で快適にコンタクトレンズを使用するためにはどうしたらいいのでしょうか?
1.ウィンタースポーツの際は必ずゴーグルを着用する
スキーやスノーボードなどの際に使用するゴーグルは、乾燥や日差し、風などから目を守ってくれます。コンタクトレンズ装用中は特に目が乾燥しやすく、風などによりレンズがずれてしまうこともあるので、必ずゴーグルを着用しましょう。
2.凍ってしまったソフトタイプのレンズは使用しない
コンタクトレンズが凍ってしまった場合、ソフトタイプのレンズは解凍しても使用することはできません。もったいないと思うかもしれませんが、破棄して新しいものを使用しましょう。ハードタイプのレンズは、ゆっくりと解凍すれば基本的にはまた使えます。ただし凍った際にレンズが破損している場合もあるので、必ず購入した店舗で検査してもらってから装用しましょう。
凍ってしまった洗浄液や保存液は、解凍すればまた使えます。ただし、お湯などで熱して解凍すると品質が変わってしまうので、常温でゆっくりと解凍しましょう。
3.加湿器や保湿力の高い目薬を使う
空気の乾燥は、コンタクトレンズ装用時の違和感や不快感の原因になります。特に室内で暖房を使っている時は、加湿器などを併用し、なるべく空気が乾燥しないようにしましょう。
外にいる時など、空気の乾燥を防ぐことができない場合は、保湿力の高い目薬を使用するのがおすすめです。目薬を使用する場合、ほかの時期より使用頻度が高くなるので、目に優しい防腐剤フリーの商品を選ぶと良いですよ。
4.保湿力が高く汚れがつきにくいレンズを使用する
冬に使用するコンタクトレンズは、保湿力が高く、ウイルスやホコリなどの汚れがつきにくいものを選ぶと良いでしょう。水分が蒸発しにくく、汚れがつきにくい素材でできているバイオフィニティはおすすめですよ。酸素をたっぷり通すので、充血しにくいのも嬉しいレンズです。
5.ワンデータイプのコンタクトレンズを使用する
ウイルスの付着などが気になる、という方は、より衛生的に利用できるワンデータイプのコンタクトレンズを選びましょう。ケアが要らないので、レジャーの際だけ使いたいという方も便利ですよ。ワンデーアキュビューモイストは、乾燥しにくく装用時の違和感も少ないので、初めてコンタクトレンズを使う方にもおすすめです。
コンタクトレンズを使用する際はトラブルに気を付けて、冬を楽しみましょう
冬には、この季節ならではの楽しみがたくさんあります。コンタクトレンズを使用する際は寒さや乾燥、ウイルスなどに気を付けて、トラブル知らずの楽しい冬をお過ごしくださいね。